一了:本名・朱明/1970年中国甘粛省生まれ/河南省鄭州在住/2004文化庁海外新進芸術家招聘研修員
「禅芸研究」を創刊・主宰し中国の学会で知られる。書道の研鑚と修行は20年におよぶ。
書道協会や政府主催の公的な書道展には一切出品しないと決めている。
書壇の周辺にて、アクションアート、コンセプチュアルアート、実験芸術など、現代アートの領域までその活動を広げ、書壇のアバンギャルド的な存在で脚光を浴びている。
「今日の中国書壇における最も想像力と影響力をもつアーティストの一人だ」とマスコミから称されている。
中国美術館でこれまで3回の書道の個展を開催。「心禅芸境」「魔界」「一了之境」など、エッセイ集、作品集を8冊刊行。「センチュリーの玄関:1997-1999中国アート招聘展」「2003(ソール)国際書法名家展」など、一連の重要な学術展覧会に招かれる。「中国書法」「畫刊」「東方芸術」、「十方芸術」「墨」(日本)などの専門誌に取り上げられ、TV番組でも紹介される。(「一了書境」より)
|